社名の「モス(MOS)」は、Mountain(山)、Ocean(海)、Sun(太陽)の頭文字を取ったものだ。1972年3月、東京・成増にモスバーガーのパイロット店がオープンしてから50年。テリヤキバーガーなど日本人の味覚を意識した商品を生み出してきた。おいしさは日々進化するが、創業のDNAは次の50年も守り続けるという。 (中田達也)
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食材にこだわり
――創業50周年を迎えました
「モスバーガーをかわいがっていただいたお客さまやお取引先、がんばってこられた先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです」
――ロングセラー商品も多いですね
「モスバーガーやテリヤキバーガーなど、定番があるがゆえに新しい商品を出せますし、ブランドを維持できるのだと思います」
――味に変化は
「常においしいと思ってもらえるように、ミートソースやテリヤキソースなどを数年ごとに少しずつブラッシュアップしています。日本人の味覚に合うような商品作りを心がけてきましたが、食材にこだわりながら、おいしいものを提供してきたというのは創業当時から変わりません」