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文化庁の文化審議会が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産の国内推薦候補として「佐渡島の金山」(新潟県)を選んだが、岸田文雄政権が今年度の推薦見送りを検討しているという。韓国などが朝鮮半島出身者らが「強制労働」させられたと主張・反発しており、岸田政権が及び腰になっているとの見方もある。
自民党の高市早苗政調会長は24日の衆院予算委員会で、この件を取り上げた。
岸田文雄首相は、韓国側の反発を念頭に、「いわれなき中傷には毅然(きぜん)と対応していく」と述べた。林芳正外相は「韓国への外交的配慮を行うことはない」「登録を実現するうえで何が最も効果的かという観点から総合的な検討を行っている」と説明した。
ならば、堂々と推薦するしかない。
韓国側は1939~42年までに朝鮮人1200人余りが「強制労働」させられたと主張するが、当時の労働環境をまとめた資料では、「日本人と朝鮮人はほぼ同一賃金で、複数回の賞与があった」「無料の寮や社宅があった」と記されているらしい。これでは、強制労働とはいえない。