今回はスケート競技に関連した調査を取り上げよう。
「まもなく冬季オリンピックの開幕ですね。わたしはスケート競技での日本人選手の活躍を楽しみにしています。とくにフィギュアはいまから期待大です。今回はもっと深堀りして観戦したいのですが、これを読むといい、というマンガはありますか? フィギュア以外でもよいスケートマンガがあれば教えてください」 (スポーツ音痴・45歳)
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開幕が来週なので、もうすこし早く調査にかかれば良かったかもしれない。
フィギュアスケートを扱ったマンガは多い。古典とも呼べるのが、1978年から80年まで『別冊マーガレット』に連載された槇村さとる『愛のアランフェス』だ。女子フィギュアスケートの天才少女・森山亜季実がペアに転向し世界を目指す。本作でフィギアスケートのルールや技を覚えた読者も多かった。槇村にはアイスダンスを描いた『白のファルーカ』(87~88年)もある。