コロナ感染者が増加する中、今年のキャンプは12球団が有観客で実施する。名護は収容人員の50%となる約2500人の観衆が目安。練習見学、練習試合ともに無料だが、入場券は事前予約制で球団ホームページの「Fチケ」で29日から受け付けている。
人気の新庄監督だけに予約が殺到し、プラチナペーパー化すると見られたが、球団関係者によると「そこまでには至ってません。やはりこういう状況からかもしれません」と意外な事実を明かす。
実際に、11日の阪神戦、20日の楽天戦(ともに練習試合)が行われる2日間だけが「残りわずか」で、キャンプインの1日を始め、週末も含めた他の日は「空席あり」の表示となっている(30日現在)。
名護の男性ファンは「新庄監督を直で見たい気持ちはあるが、ファンが多く集まってくるとなると、そこはコロナが心配になってくる。どれだけフィーバーするかは疑問ですよ」と不安視するように、観戦を自粛する県民が多いようだ。とはいえ、キャンプが始まれれば、「新庄を見たい‼」と足を運ぶファンが増え、盛り上がるのは間違いない。
ビッグボスのキャンプは果たしてどんな様相を見せるのか。沖縄から目が離せない日々が始まる。