第二次大戦から80年、対中国に新たな〝ABCD包囲網〟 日本は「プラスJ」の好機も…「スパイの楽園」と揶揄されるお寒い工作員対策1/3ページ

対中国に〝新ABCD包囲網〟 「プラスJ」の好機逃すな 日本のお寒い工作員対策…まずは「まともなスパイ防止法」の制定が必要
対中国に〝新ABCD包囲網〟 「プラスJ」の好機逃すな 日本のお寒い工作員対策…まずは「まともなスパイ防止法」の制定が必要
その他の写真を見る (1/5枚)

1930年代後半、米国と英国、中国、オランダの各国が日本を経済封鎖した「ABCD包囲網」は、第二次世界大戦突入の背景の一つとされる。それから80年余り、軍事的覇権拡大や人権問題が指摘される中国に対し、新たな「ABCD包囲網」が形成されていると指摘するのは、国際投資アナリストの大原浩氏だ。北京冬季五輪の開幕まで1週間を切ったが、米国と台湾のナンバー2が接触するなど、米中の外交的駆け引きは熱い。岸田文雄首相に「戦略と覚悟」はあるのか。寄稿の中で大原氏は「日本も明確な意思表示が求められる」と強調する。

第二次大戦前、米国(America)、英国(Britain)、中国(China)、オランダ(Dutch)による包囲網に日本は苦しめられ、状況打開のために真珠湾攻撃に至ったともいえる。

戦後の長い歳月によって国際政治の力学は大きく変わった。日本は米英など5カ国による機密情報共有の枠組み「ファイブ・アイズ」から、6番目の加盟国として秋波を送られる状態だ。協定は米英の第二次大戦中の機密情報の共有から始まったもので、それが今回、中国の包囲網を構築しつつある。

もっとも現在の米国が、民主党のバイデン政権であるのは気がかりだ。敵国でもドイツ系やイタリア系にはお構いなしで、日系人だけを強制収容所に押し込んだフランクリン・ルーズベルト政権以来の米民主党の伝統を受け継いでいると筆者は考えるからである。

zakスペシャル

ランキング

  1. 田口容疑者「自己破産」でも免責なしか 4630万円誤送金問題 「毎月5万円ずつとしても70年以上」「実刑3年も」若狭弁護士

  2. バイデン大統領、尹政権の「親米度」を試験か 中国恐れ揺らぐ保守公約 識者「『文政権からの転換を図れ』とクギを刺す」 米韓首脳会談

  3. 暴行容疑で逮捕の財務総括審議官を更迭 物おじしない財政再建〝次官候補〟 人事変更で岸田政権にも影

  4. 【大前研一のニュース時評】米国が台湾を〝一国〟のごとく扱い出した 国務省HPの「独立を支持しない」文言削除 本来、常任理事国ではなかったロシアと中国

  5. 【するりベント酒】国技館の焼き鳥で、自宅で昼間に飲んでみた 全部食べ終わって、はたと気がついたこと

  6. 4630万円誤送金の田口翔容疑者、阿武町役場をプライバシー侵害で提訴する可能性も

  7. 【ニュースの核心】「対中前線基地化」要求か バイデン大統領が日韓歴訪 親中派・林外相の「二股路線」に釘、媚び売ってる場合ではない岸田政権

  8. 動き出した森保監督〝リストラプロジェクト〟 大迫の次は誰だ? キリンチャレンジ杯・代表メンバー発表

  9. 【艶グラドル】美澄衿依、趣味は“かわいい子探し” 初DVD「Ellie」を発売

  10. SNSに「大麻」の影 誤送金4630万円詐取の田口容疑者 投稿に「マンチ」など隠語が点在 周辺から「まじめ」と語られるも