編集局から

海外発祥ながら日本の文化に根付いた「プロレス」と「ハンバーガー」1/1ページ

いまから半世紀前の1972年。2月に札幌冬季五輪が開かれた一方、連合赤軍によるあさま山荘事件が世間を騒がせました。7月には田中角栄内閣が発足し、大井競馬場でハイセイコーがデビュー、刑事ドラマ「太陽にほえろ!」が放送開始、9月には日中国交正常化など、大きな出来事がめじろ押しの年でした。

昨年末の「トップ直撃」に登場した新日本プロレスリングと今年1月のモスフードサービスも、設立から今年で50年です。

50年への思いについて、新日本プロレスの大張高己社長は「白い手袋をはめて国宝を預かる気分」と語り、モスの中村栄輔社長は「モスバーガーをかわいがっていただいたお客さまやお取引先、がんばってこられた先輩方に感謝の気持ちでいっぱい」と話していたのが印象的でした。

新日本はアントニオ猪木氏、モスは櫻田慧氏と創業者へのリスペクトを忘れず、一方でインターネットを使ったビジネスなど時代に即した取り組みに積極的なところも共通しています。

プロレスとハンバーガー、いずれも海外発祥ですが、日本人好みの味付けが施され、すっかり日本の文化として根付いています。ロングセラーのヒントがここにあると感じました。(中田達也)

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