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ワクチン「3回目接種」の遅れ、政府に落ち度あるが野党にも責任の一端 厳しい今だからこそ視野の広い議論が必要1/2ページ

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の流行が続いています。国会でも頻繁に取り上げられていますが、かみ合わない答弁に野党は「検討するばかりじゃないか」と業を煮やしています。

特に問題になるのが、ワクチンの「3回目接種」です。先週、わずか2%の接種率に、岸田文雄首相も「全然進んでないじゃないか!」と焦りを見せたと報道されました。

野党は接種の遅れを批判しますが、初動のボタンの掛け違いが今になっても尾を引いている部分があります。

というのも、当時拙欄で指摘しましたが、ワクチン承認に関する一昨年の臨時国会の審議で、野党の求めで「国内での独自治験」が付帯決議に入れられ、その結果待ちで接種開始が諸外国より2カ月遅れました。

河野太郎ワクチン担当相(当時)にインタビューした際、ファイザーは国際治験の中に現地在住の日本人も入れていたので、国内治験を簡素にすることで早めることが可能だったと言っていました。

「2回目接種から8カ月空ける」という当初の方針を堅持した政府の杓子(しゃくし)定規すぎる運用もありますが、そもそも、接種開始の遅れについては野党側にも責任の一端はあるのではないでしょうか。

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