編集局から

どんな対策も批判された初期のコロナ対応 「非難」に終始せず、根拠を示す取材を心がけたい1/1ページ

先日、記者があるクリーニング店に行くと、先客が店員に「まず謝ってください!」と怒号が聞こえてきました。狭い店内で、嫌でも内容が聞こえてきたのですが、どうも依頼した子供服が色落ちして返ってきたために怒っているようです。店側はトラブルが生じる可能性について事前に了承を得ていたとして安易に否を認めるわけにはいかないようで、対応に苦慮していました。

別の企業でも、客から「わびの言葉はないのか(怒)」と一喝された例も聞きますが、先に謝っても「謝って済む問題ではない」「誠意をみせろ」などと言われることもあるようです。

思い出されるのが不確実性の高いコロナ禍での対応策。特に初期にはどんな対策も「批判」されていたような気がします。物事を批判的にみる重要性は、記者も学校教育から教えられてきた記憶もありますが、最近は疑問がわくこともあります。「〇〇批判」などという有名な哲学書がありますが、本来「批判」は「批評」といった意味もあり、「非難」することとは違うようです。

国内では蔓延(まんえん)防止等重点措置から緊急事態宣言への移行が焦点です。記者も「有効性に関する科学的データがない」と批判的に書くことはありますが、「非難」に終始せず、根拠を示すために取材を尽くすよう心がけていきたいです。 (S)

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