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フィギュアスケート男子で3連覇を目指す羽生結弦(27)=ANA=を指導するブライアン・オーサー氏(60)は4日、会場の首都体育館近くのリンクで共同通信の取材に応じ、羽生のリンクサイドに立たない意向を明らかにした。「彼の決断。(昨年12月の)全日本選手権のような形になるのでは」と説明し、全日本と同様にコーチ不在で臨む可能性を示唆した。
羽生は女子の金姸児(韓国)を2010年バンクーバー冬季五輪女王に導いたオーサー氏に12年から師事。金メダルを獲得した14年ソチ、18年平昌両五輪ではオーサー氏がコーチを務めた。
新型コロナウイルス禍で羽生は約2年前にオーサー氏の下で練習していた拠点のトロントを離れて日本に戻り、コーチなしでクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)などの調整を続けている。
1984年サラエボ、88年カルガリー両五輪男子銀メダリストのオーサー氏はこの日、男子で四大陸選手権覇者の車俊煥(韓国)の練習に付き添った。