/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/4VTUYZ66SVOUHFIZQCRG3IKCQI.jpg)
岸田文雄首相は7日、新型コロナウイルスワクチンの「3回目接種」について、月内の早期に「1日100万回」を実現するよう後藤茂之厚労相ら関係閣僚に指示した。3回目接種は「第6波」前からスピードアップが求められてきたが、岸田政権は全国の新規感染者が10万人を上回ってから本気になったのか。キャッチフレーズを多用した政治ではなく、国民は実行力を求めている。
◇
岸田首相は7日午前の衆院予算委員会でも、「1日100万回」の政府目標を表明した。前日夕、後藤氏や松野博一官房長官、堀内詔子ワクチン担当相らと公邸で協議し、方針を固めた。自衛隊の大規模接種会場などの態勢が整ったことも踏まえた。
後藤氏は6日朝、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、「100万人くらいは打たないと(自治体が)回答した数字には行き着かない」「国と市町村はそういう方針で進んでいる」と語った。自治体の計画が予定通り進めば、2月中は最大で1日当たり100万回程度が見込まれるという。
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/AQ22JS6XX5LSLGEEUSV5TTBCSM.jpg)