習氏とプーチン氏は、国際社会のロシアによるウクライナ危機への批判や、中国当局による新彊ウイグル自治区での人権侵害(ジェノサイド=民族虐殺)への批判を無視するように、「対米共闘」を宣言した。
共同声明では、ウクライナと台湾の問題をめぐり、ロシアの求める「NATO不拡大」を中国が、中国の求める「一つの中国」原則をロシアが支持した。それを守るために「相互支援を確認」とした。これは宣戦布告に近い。
中露はさらに、米国が進める「欧州やアジア太平洋での中距離弾道ミサイルの配備計画」中止を真っ向から求めたうえ、東京電力福島第1原発から出た処理水の海洋放出計画についても連名で批判し、日本を攻撃した。
両首脳はこの時、次の〝密約〟を結んだ、という観測情報がある。
《プーチン氏は、ウクライナ国境やベラルーシなどに集結させたロシア軍十数万人による、北京冬季五輪後の侵攻計画を明かした》
《習氏は、ロシアのウクライナ侵攻に連動した、台湾や沖縄県・尖閣諸島などへの強奪計画を説明した》
《2人は、米軍が絶対介入できない軍事工作、連携を約束。北朝鮮を交えた秘密軍事工作も確認した》