国防を考える

日本の迎撃システムに限界 北の「極超音速ミサイル」発射実験 米FAA「予防措置」も日本は「遺憾」のみ、これでいいのか1/2ページ

北朝鮮が行った極超音速ミサイルの発射実験=1月11日(朝鮮中央通信=共同)
北朝鮮が行った極超音速ミサイルの発射実験=1月11日(朝鮮中央通信=共同)

北朝鮮は1月、7回11発ものミサイル発射実験を繰り返した。11日に発射されたものは新型の「極超音速ミサイル」である可能性が高い。

既存の弾道ミサイルは放物線に近い軌道をとる。それに対し、日本は海上自衛隊のイージス艦搭載の迎撃ミサイル「SM3」と、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)という、二段構えの迎撃システムを保持してきた。

新型ミサイルで問題となるのは、その軌道と速度だ。北朝鮮や中国などが開発を進める極超音速滑空ミサイル(HGV)は、低高度で変則軌道を描く。これまでの防衛システムが通用しない。

この新型ミサイルが発射された日、米国で異変があった。ミサイルの発射時刻、米連邦航空局(FAA)が西海岸とハワイのすべて航空機に、一時地上停止命令を出したのだ。航空機の離陸停止にとどまらず、飛行中の航空機の一部にも「できるだけ速く着陸するように」と指示が出された。指示は約15分後に解除された。北朝鮮の新型ミサイルへの警戒だった。

北朝鮮の新型ミサイル発射を「米国の安全保障上の脅威」と捉えての迅速な命令だった。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は潜在的脅威に対しての警告は出していないと否定したが、FAAは予防的な措置であると発表した。

健活手帖

zakスペシャル

主要ニュース

ランキング

  1. 【2022年夏・参院選】京都選挙区で福山氏VS前原氏、かつての〝盟友〟が火花! 旧民主党&松下政経塾の先輩後輩がなぜ 両氏を直撃取材

  2. 元「KAT―TUN」田中聖容疑者を逮捕 覚醒剤所持

  3. 元舞妓の〈16歳飲酒〉〈お風呂入り〉告発に、花街関係者も衝撃「未成年飲酒には厳しく対応しているはず」

  4. 韓国政府の魂胆は!? 徴用工めぐり〝30億円新基金〟設立案が浮上 解決済み問題を蒸し返す動きか 「日本側が協力する必要はない」識者

  5. 猛暑で警戒「スマホ熱中症」 高温下の利用で端末に異常、故障や発火も 急な冷却NG、対処法は「10円玉」!?

  6. 【2022年夏・参院選】山形選挙区、自民と国民〝ドタバタ劇〟の後遺症は? 自民選対委員長のおひざ元 「山形方式」も足並み乱れ大内氏に好機

  7. コロナで死亡した人の多くは「敗血症」 早期認識と治療で重症化を防ぐ

  8. 【艶グラドル】志田音々、マングローブ林で〝最大露出〟 気象予報士を目指しながらタレント活動

  9. 「冷戦時代の遺物」プーチン大統領、NATOを恫喝 北欧2国に軍事施設なら対抗措置 新たな戦略概念に「何の新しさもない」

  10. 【アイドルSEXY列伝】あいだもも 掲載順を知らずに事務所から猛抗議、古くから存在していた〝情報解禁〟という制度

ピックアップ連載

連載一覧へ

最新特集記事

特集一覧へ