高木美帆、1500メートル「完敗」銀メダルも残り3種目でリベンジ お気に入り〝アンパンマンパワー〟を期待 スピードスケート女子1/2ページ

セレモニーでは笑顔を浮かべた高木美帆=7日、北京 (桐原正道撮影)
セレモニーでは笑顔を浮かべた高木美帆=7日、北京 (桐原正道撮影)

スピードスケート女子1500メートルの高木美帆(27)が1分53秒72で、前回の平昌大会に続き銀メダル。5種目に出場する中、最も得意とする1500メートルだったが、前回も敗れたイレイン・ブスト(オランダ)の1分53秒28に届かなかった。世界王者の壁は厚かった。

「率直な気持ちは悔しい。その思いだけ。前回の五輪は金メダルが取れなかった悔しさと、メダルが取れたことのうれしさが入り交じった1500メートルだったけど。今回はメダルが取れたことよりも、金メダルを逃したことの方が強い」と肩を落とした高木。

ブストとの差は4年前の0秒20から広がって0秒44。「この舞台で勝てなかった。完敗。自分の実力が彼女より劣っていた」と悔しさをにじませた。

昨シーズンに入る直前、知人とコーヒーを飲みながらため息をもらし、「大丈夫かな私、このまま北京に行っても。不安だわ。もう、去るべきなのかなあ」と引退の不安にかられたこともあるという。

それでも、コロナ禍で海外に遠征できなかった昨季、国内大会でも「何かを得よう。自分で戦う気持ちをつくろう」と自らに課した。レース前の過ごし方や集中力の高め方など、試行錯誤を重ね、再び奮起して挑んだ北京五輪だった。

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