フィリップス・ジャパンが発売した口腔(こうくう)洗浄機「ソニッケアーパワーフロッサー3000」は、デンタルフロスに比べて、最大3倍の歯垢や汚れを除去することができるという。市場想定価格は1万4700円前後から(税込み)。
「冷蔵庫の隙間やソファの下などにホコリがたまりやすいのと同じで、掃除がしにくい歯間には汚れが残りやすい。歯科医が薦めるオーラルケア商品ではデンタルフロスが90%と最も多い。歯間ケアが重要なことがわかる」と同社。だが、口腔洗浄機は水を多く使うため、口を閉じて使用する必要があり、口の中で当たっている場所を正確に把握することが難しいという課題があった。
新製品では、高圧洗浄デッキクリーナーからヒントを得たX型水流を採用。歯ぐきに沿う形で、X型の4方向に広がる水流が、歯間や歯と歯ぐきの間の汚れを除去するという。
同社は「磨きにくい部分の歯垢や汚れも除去したり、矯正器具を使用している人でも汚れを除去できる。ソニッケアーの電動歯ブラシと併用すると、最大9倍もの歯垢の除去が可能」としている。