日本の解き方

コロナ規制を緩和する欧米と対策を国際比較しない日本の不合理 ブースター接種の遅れも一因か1/2ページ

新型コロナウイルスのオミクロン株対策をめぐり、欧米など人口当たりの感染者数が日本よりはるかに多い国も、マスク着用などの規制を緩和し始めている。日本と何が違うのか。

オミクロン株は従来株に比べて感染力は強いが、重症化リスクは高くない。実態に応じて対策を柔軟に見直すべきで、欧米は実行しているということだ。

例えば、陽性者の隔離期間について、大ざっぱに言えば、かなり早い段階で米国では10日間から5日間、英国も5日間へと短縮が行われている。濃厚接触者の隔離期間も、米国では3回ワクチン接種した人は隔離不要で、その他の人は5日間、英国では2回接種した人は不要となっている。

一方、日本では陽性者の隔離期間が発症者で10日間、無症状者で最近やっと7日間になった。濃厚接触者は、やはり最近10日間から7日間になった。

これらの差はどのように説明できるだろうか。そもそも、日本では他国と比較して議論するのがはばかられる雰囲気がある。かつて筆者は日本の人口当たりの感染者数を欧米主要国と比較したところ、筆者の表現方法にも問題があったが、それでも不謹慎との世間からのバッシングには閉口した。

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