サクラと星条旗

プロスポーツ界でただ一人、中国に正々堂々と意見 習国家主席を「残忍な独裁者」と批判 NBAボストン・セルティックス、エネス・カンター5/5ページ

しかしその歯に衣着せぬ物言いが結果的に良い方向に働き、彼はのちにベストセラー作家、そしてテレビ司会者となり、政治家にもなった。

だがそうは言っても、彼らが批判していたのは社会的な問題ではない。日本にはカンターのような人間はいない。反社会的態度、と見られるからだ。

今のカンター・フリーダムは1試合平均4得点の控え選手で、そのキャリアは終焉が近い。今後アメリカで政界進出なるか。あるいは日本のプロリーグ?

中国ではないことだけは確かだ。

■Robert Whiting 作家。米ニュージャージー州生まれ。『和をもって日本と成す』(1990年)で日本のプロ野球の助っ人外国人を描き、独特の日米文化比較論を展開した。この逆バージョンともいえる本コラム「サクラと星条旗」は2007年から好評連載中。

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