日本ハムの新庄剛志新監督(50)が8日、就任後初の対外試合となる阪神との練習試合(宜野座)を行い、6―2で初陣を飾った。
普通の監督は選手と一緒にバスで球場入りするが、ランボルギーニ社製のSUV車(推定3000万円)で登場。試合前には「常に緊張感を」との意図で、内野手と外野手を本職とは逆のポジションで起用し、就任時に公言していたとおり、俊足外野手の五十幡を「4番・三塁」で起用した。
ところが、新庄監督は試合開始から一塁側スタンドにあるプレハブ小屋で過ごし、ベンチに不在という前代未聞の行動。野手の足の運びや相手投手の癖をチェックしていたそうで、4回裏の阪神攻撃中にようやくベンチに降りてきた。
この試合をCS放送のスカイAの他、地上波の関西ローカルで朝日放送、北海道テレビ(いずれもテレビ朝日系)が生放送。キャンプが始まったばかりの平日の昼間に、異例の緊急中継となった。