つらい膝痛も患者自身の幹細胞で膝軟骨を再生、歩行が楽に! BTRアーツ銀座クリニック市橋正光院長に聞く1/3ページ

超高齢社会ニッポンでは加齢とともにひどくなる膝の痛みに悩む人は少なくなく、症状の現れる男女比は1対4といわれる。膝軟骨がすり減ることで膝痛を引き起こすのが変形性膝関節症。ヒアルロン酸を注射することで痛みを緩和できるが、効果は長続きせず定期的な注射が必要になるなど患者負担が多いのが実情だ。すり減った軟骨を再生させることで、根本的な症状の改善を図るというのが膝の再生医療だ。なぜそんなことが可能なのか市橋院長に伺った。

「再生医療に使われるのは幹細胞という細胞です。これはいろいろな細胞に分化でき、神経や血管、軟骨、骨などを再生することが期待され、体を修復する役割を担っています。そこで、患者さんの体から取り出した少量の幹細胞を体外で増やしてから膝へ注入することで膝軟骨が再生され痛みが軽減することが期待できます。と同時に、幹細胞からは既存の軟骨細胞などを活性化する因子も多数放出されますので、幹細胞が軟骨細胞となるだけでなく既存の組織を活性化させることで早期に治療効果が現れると考えています」

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