「ドライブ・マイ・カー」のオスカー阻む〝3つの壁〟 「候補作の多さ」「強敵の存在」「アジア系」1/3ページ

「ドライブ・マイ・カー」(©2021「ドライブ・マイ・カー」製作委員会)
「ドライブ・マイ・カー」(©2021「ドライブ・マイ・カー」製作委員会)

世界最高峰の映画賞、第94回アカデミー賞の作品賞など4部門でノミネートされた濱口竜介監督(43)の「ドライブ・マイ・カー」。アカデミー賞の前哨戦にも位置付けられる「ゴールデン・グローブ賞」でも非英語映画賞に選ばれ、いよいよオスカーが照準に入ったようだが、まだまだ高い壁があるようだ。

濱口監督
濱口監督

「ドライブ・マイ・カー」は作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の計4部門でノミネートされた。日本映画が最重要の作品賞で候補入りするのは初の快挙となる。

濱口監督の歩みをみれば、オスカーを手にする確率は極めて高くみえる。昨年7月にカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。今年1月には「ゴールデン・グローブ賞」のほか、全米映画批評家協会賞でも作品賞、監督賞など4冠に輝いている。

「独特の世界観が世界を魅了しています。濱口監督は10日から始まるベルリン映画祭の審査員に選ばれています。その後はフランスのセザール賞や英国アカデミー賞の授賞式も控えています。過去にオスカー候補となった日本の映画人の中でも、最もアカデミー賞直前に世界の映画人と接触しているのではないでしょうか。さらに『偶然と想像』の上映が世界各国で始まり、〝濱口はこういう映画も撮るんだ〟と驚きにも似た評価が高まっています」と映画評論家の小張アキコ氏は機運の高まりを伝える。

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