靴べらを何本お持ちだろうか。玄関先に置くものや出先で使う携帯用など種類もたくさんあり、材質もプラスチックに金属、レザー、木、動物の角とさまざま。日本語の靴べらは靴を履くために使われる箆(へら)を意味するが、英語だとshoehorn(シューホーン)で産業革命時代の18世期半ばのイギリスで生まれ元来は動物の角(horn)で作られていた。わが家にはプラスチック製2本と、携帯用の金属とレザー製各1本、そして家人が北海道旅行で買ってきた木製がある。この木製は使い勝手はいいが装飾過多が気になっていて木製のいいものがあればと探し始めた。そして木製なら家具で知られる北欧製品にあるのではと単純に思いついた。
北欧の国で私が親近感を覚えるのがスウェーデン。家具のイケア、ガラス製品のコスタボダ、携帯電話のエリクソン、子供のころ給食で飲んだ牛乳のテトラパックもスウェーデン製と、なじみのものが多くあるからだ。1970年代から80年代にかけてダンシング・クイーンやマンマ・ミーアなどの大ヒットを連発したポップグループのA●(=Bの左右逆)BA(アバ)も忘れられない。なのでスウェーデン製でしゃれたものがあればと探して出会ったのがクロンティップ(www.krongthip.co.jp)が輸入販売している「IRIS HANTVERK(イリスハントバーク)」ブランドの〝オイルドオーク シューホーン ロング〟という製品。