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ドイツのショルツ首相は10日の記者会見で、ウクライナへの軍事圧力を強めるロシアに対し「欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の結束を過小評価すべきではない」と警告した。さらなる軍事的行動は「政治的、経済的に非常に深刻な結果をロシアにもたらすだろう」とも語った。
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同時に「ロシアと真剣に話し合う用意がある。緊張緩和に向けた明確な一歩を期待している」と同国のプーチン大統領に呼び掛け、欧州での戦争を阻止すると語った。ロシアに対し、警告と対話で臨む「二重戦略」を取っている。
ショルツ氏は欧州主要国の首脳としてフランスのマクロン大統領とともに、各国との外交を進めている。10日はベルリンでリトアニアなどバルト3国の首脳と会談し、来週にはウクライナのゼレンスキー大統領、プーチン氏と相次いで会う。(共同)