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政府の厳しい水際対策で国際競争力低下 学問・ビジネス「鎖国」に危機感…間違いなく〝日本離れ〟の要因に1/3ページ

岸田文雄首相は7日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を「1日100万回」実施するという目標を明らかにした。欧州では接種間隔を短縮している国もあり、あまりにも遅い決断である。

私がそれ以上に危機感を抱いているのは、政府の「鎖国制度」によって、他国が日本を敬遠しているという事実だ。

日本の大学入学にしても、「一度も日本に訪れることなく修了する、大学院の留学生が出てきている」と、ある有名大学の教授は私にそう漏らした。

岸田政権は新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」が海外で確認された昨年11月末、緊急措置として、全世界を対象に外国人の入国を禁止した。この水際対策は今年2月末まで継続されており、外国人は原則、日本を訪れることができない。

修士課程(博士前期課程)は2年を大学院での研究に費やし、修士号を取得する。ただ、コロナ禍のため、日本で学べないままの研究者があふれているというのだ。「現場」で研究できなければ、満足のいく論文も発表できず、日本文化に触れる貴重な機会も無くなる。

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