同じ境遇に話が盛り上がり、よくよく話してみると、将来は田舎に帰らなければならないという共通の使命を抱えていることがわかった。
「そうなると話はとんとん拍子。互いにやりくりすればリモートワークができることもわかって、東京に拠点を持ったまま、田舎と東京の二重暮らしをしてみようとなったんです」
そこで生まれた共通認識が1人より2人の方が経済的にも精神的にも心強いということだった。
「話の流れから結婚という形に落ち着いたんです。まさにひょうたんから駒ですね」
そう喜ぶAさん。B子さんがこれまで結婚しなかったのは、いつか田舎に帰らなければならないという足枷のせい。
「そういった意味では、B子さんにとっても渡りに船と笑っています」
コロナ、石油高騰など、暗い話に包まれているが、婚活には新たなチャンネルができたといえそう。いま一度身の回りを見直してみては。 (インパクト)
【回答】外出規制が価値観や生き方を見直すきっかけに。近くにパートナーが存在することも。