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【北京13日=内藤怜央】スピードスケート女子500メートルで、高木美帆(27)が37秒12で自己ベストを塗り替え2位となり、今大会の1500メートルの銀に次ぎ2個目のメダルを獲得。通算メダル数を5個に伸ばし、夏季五輪を含めて日本女子の最多記録に並んだ。
4組目に登場した高木は、伸びのある走りで快走。2019年、カナダ・カルガリーの世界選手権で打ち立てた自己ベストの更新を確認すると、ガッツポーズをくりだした。試合後に、記録を見た際の感想を「最初点数を見たときは、相手のタイムかなと思った」と驚いた様子を振り返る。
レース中の心境について高木は「2つめのコーナーの入り以外はあまり考えていなくて、無心で滑っていたと思う」とするも、序盤の組で22人も残っていただけに「(後半の組に入ると)だんだんメダルの可能性が出てきて、そわそわし始めた」という。