〝日韓EV戦争〟「現代自動車」が日本市場に再挑戦 全米での販売台数が初めてホンダを抜いたとの報道も 専門家「簡単にはいかないだろう」2/2ページ

北欧や欧州、インド、南米での販売が好調で、グループの21年の世界販売台数は666万8037台。CNNによれば、全米での販売台数が初めてホンダを抜いたという。

一方で韓国国内ではEVモデルの火災事故も多発するといった問題も報じられている。

対するトヨタはグループの21年の世界販売台数が1049万5548台と2年連続世界一となった。トヨタ単独の世界販売は961万5157台。うちハイブリッド車(HV)が中心の電動車は33・8%増の262万1925台で、台数、比率とも過去最高。EVは4・3倍の1万4407台だった。

また、日産自動車と三菱自動車、フランス大手ルノーの3社連合は、EVなど電動車の開発に今後5年間で計230億ユーロ(約3兆円)を投資すると発表。30年までに新型EVを計35車種投入すると明らかにした。日産や三菱自はEVの市販で先行したが、現在は他社が攻勢を強めている。3社の協力を強化して巻き返しを図る。

日韓メーカーの競争について、自動車ジャーナリストの佐藤篤司氏は「現代自はいくつかの問題を抱えるが、世界的にみれば、比較的安価でラインアップがそろうなど一定の評価がされており、日本メーカーも油断していると足をすくわれる可能性もなくはない。ただ日本進出については、日本の消費者はトヨタをはじめとする日本メーカーへの信頼が非常に高いため、簡単にはいかないだろう」との見方を示した。

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