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力道山夫人・敬子さん、プロレスの力を訴える「今こそ彼の思いを皆さんに伝えていくのが私の務め」1/2ページ

敬子夫人のスマホには秘蔵の写真がたっぷり(筆者提供)
敬子夫人のスマホには秘蔵の写真がたっぷり(筆者提供)

今年は「日本プロレスの父」力道山が日本にプロレス団体を立ち上げて70周年。まだまだ「戦後」だった1952年、外国人強豪選手を空手チョップでなぎ倒し、その様子を開局したばかりのテレビ局が中継。日本中が熱狂し、力道山は戦後復興のシンボルとなった。

1963年12月、暴漢の凶刃に倒れたが、その10カ月前に結婚したのが田中敬子夫人(80)だった。「先見の明がある人でした。今こそ彼の思いを皆さんに伝えていくのが私の務め」と希代の英雄だった夫の言動を伝えている。

東京・赤坂に建設したリキ・アパートには当時の日本では考えもつかないプールがあった。「アメリカ修業中に体験してきたことを日本でもやりたかったのかな」と敬子夫人。スポーツカーを乗り回し、血の滴るステーキにかぶりつき、ゴルフやボウリング、スキーなども得意だった。日本人がアメリカのテレビドラマで目にした憧れの生活を実践。政財界の大物、スポーツ界、芸能界のスターたちと交流した。

リング上のファイトだけではなく、私生活でもスーパースターの在り方にこだわっていた。「本当は魚が好きだったけど、人の目があればステーキ」とイメージを大切にしていたという。

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