巨人が沖縄入りした前日13日から降り続いた雨は、この日も降り続き、午前が野手、午後は投手に分かれて室内での練習に変更。日本気象協会によると、14日午後4時時点の予報では那覇市の天気は15、16日に晴れ間がのぞいた後、キャンプ最終盤まで好天に恵まれない見通しとなっている。
若手の抜擢が一大テーマとなっている今季。キャンプ中の実戦は主力組が調整段階で、若手に出場機会が与えられる。
「1軍の舞台で十分相手チームと戦えるか、という部分を見る」と指揮官は対外試合での若武者たちのアピールを呼び掛けた。
だが、悪天続きではその機会も減ることに。今季の課題に暗雲が垂れ込めている。原監督は「天気はもう、われわれの手を合わせるしかないから。天気に怒っていたら大変なことになりますよ」と拝むしぐさ。こればかりは百戦錬磨の総大将も祈るしかないようだ。 (片岡将)