スポーツ随想

フィギュア、スノボは回転がすべてか…競技の本質が置き去りに 「男の子は回転の練習ばかりしたがり…ダンスの要素は軽視されがち」1/2ページ

平野の大技は危険と隣り合わせだ=11日、雲頂スキー公園(桐原正道撮影)
平野の大技は危険と隣り合わせだ=11日、雲頂スキー公園(桐原正道撮影)

「決まったぁ。トリプルコーク・フォーティン・フォーティ!」。何じゃそりゃだが、とにかく超のつく大技の名称らしい。拍手しかない。

平野歩夢が金メダルを取った北京五輪のスノーボード・ハーフパイプ決勝。ワクチン接種3回目を急がされているような高年代にとっては苦手な競技で、パイプのてっぺんから外に飛び出さないか見ていてハラハラするばかりだ。

「トリプルコーク1440」とは簡単にいうと斜め軸での縦3回転、横4回転の技。2010年バンクーバー五輪でショーン・ホワイトが優勝したときは縦2回転、横3回転の「ダブルコーク1080」を駆使しての勝利だったという。

これが、どんどん進化して縦、横1回ずつ増えたのが1440だそうだが、平野にはまだ縦4回転半の新技もあるとか。どんな技なのか想像もつかない。

飛びあがった最高点から、パイプの底までビル5階分もあるという。勝つために技が進化するのはわかるが、それだけ危険度は増す。国際オリンピック委員会(IОC)が求める「テレビ映り」にこれほどピッタリの競技はないが、半面一歩間違えば命に関わるというリスクの大きさは各競技の中でも一、二を争うものだろう。

zakスペシャル

ランキング

  1. 西側諸国「6月反攻」に秘密兵器 ゼレンスキー大統領、東部苦戦に「装備の差」主張 これまでで最も殺傷力が高い榴弾砲供与か 「8月までは一進一退」識者

  2. 露デフォルトほぼ確定、戦争継続困難に 年内に2540億円もの支払い 海外から国債による資金、ハイテク部品も調達できず

  3. 【日本の核戦略】核シェアリングの方法(上) 中国の核恫喝が現実に…日本の政治家はもはや逃げ回れない 「核を持ち込めば、敵の核に狙われる」は無知な議論

  4. ビニ本販売で「まんだらけ」摘発 「芸術としてのエロスと捉えていた」社長ら5人書類送検、1440万円売り上げ 昨年には風営法違反も

  5. 習主席が墓穴!空母威嚇が裏目に バイデン大統領「台湾防衛」を明言 「『第2のウクライナにはさせない』決意の現れ」識者

  6. 【小池百合子 強く、そしてしなやかに】若者に浸透した安全保障のリアル 「ウクライナ侵攻」で脅かされる食料、エネルギー…自然災害にも目

  7. 〝前座扱い〟に地団駄の韓国 バイデン大統領の日韓歴訪にみる「国格」の差 共同声明、いくら読んでも出てこない「スワップ」の文字

  8. 【ニュースの核心】米が構築「新しい戦争のかたち」 武器弾薬を提供し実際に戦うのは現地軍 台湾防衛「あいまい戦略」修正も中国抑止へ「憲法改正」は不可欠

  9. 阪神、佐々木朗希に“エース回避作戦”大成功 負ければ自力V消滅の可能性もミラクル起こす セ・パ交流戦

  10. 【艶グラドル】古川杏は〝だんじり娘〟 セクシーポイントは「左頰の秘密のホクロ」