いやら収集

主演の池玲子にクラクラ~ キネ旬「怪獣本」に並ぶ貴重本『女番長』1/2ページ

小一の時。『三大怪獣 地球最大の決戦』という映画を観に行って以来、寝ても覚めても怪獣のことばっかり考えるようになった。

たくさん怪獣に関する本も買って貰ったが、取り分けグッときたのは当時、キネマ旬報社が出した『世界怪物怪獣大全集』という特集本。

それも当然、世の怪獣ブームに当て込んで出版されたのだが、他の怪獣本と違ってとても大人っぽかった。やはり子供向けに作られたものより断然、そちらの方がいいのである。特撮監督やSF小説家、座談会には怪獣のスーツアクターまで登場し、それはそれはマニア垂涎の書であった。

巻末には〝ルポルタージュ円谷プロ〟と題された初めて見る特撮の裏側記事。何度も見返したのだろう、そのページはかなり傷んでる。

そこには円谷プロの通称〝怪獣倉庫〟の写真も載っていて、当時、僕と同い年くらいの子供が嬉しそうに撮影に使用された怪獣の着ぐるみに触れていた。

いやぁ、これが地方に住む怪獣少年にとって一番の衝撃写真だったことは言うまでもない。

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