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本コラムで何度か触れている北京冬季五輪の食事ですが、実はこの「バブル」内では北京中心部よりもスキー競技などが開催される張家口エリアの方が断然においしいという側面があります。味に関する感想は個人的な意見ですが、軽食1つをとっても力の入れ方に違いを感じます。
各会場に併設された売店には、飲み物のほか軽食や弁当などが販売されています。北京中心部の競技会場では軽食としてサンドイッチなどが販売されていますが、日本のコンビニでも販売しているような包装で、手渡す前に電子レンジで温めてくれます。
一方、張家口のある取材拠点内の売店にもサンドイッチがあったので注文してみると、「調理して持ってくるので、15分程度待ってほしい」と店員。待っていると、クラブハウスサンドのような本格的な見た目のサンドイッチにフライドポテトがついてきました=写真。味も抜群です。張家口は五輪開催をきっかけに不動産などのリゾート開発が進む地域であり、食事もリゾート級ということなのかもしれません。
価格はどちらのエリアも35~40元(約630~720円)程度。同じ料金を支払うなら多少待ってでもおいしいものを食べたいと思いますが、「時は金なり」という言葉もあり、結局は一長一短という見方もできます。 (五輪取材班・内藤怜央)