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阪神・糸井「勝負」3年ぶり定位置奪回に手応え1/1ページ

糸井は早くも練習試合に出場し、楽天戦で安打を放った=12日、宜野座
糸井は早くも練習試合に出場し、楽天戦で安打を放った=12日、宜野座

阪神の糸井嘉男外野手(40)は3年ぶりの定位置奪回に手応えを感じている。既にキャンプの練習試合に2度先発出場して計4打数2安打。矢野燿大監督(53)は「嘉男のプレーを見ていると、勝負に出ているのが分かる」と評している。指揮官のいう勝負とはポジション争いを指すのはいうまでもない。

昨年12月の契約更改。糸井は球団側が提示した1億円ダウンの推定年俸8500万円に、「ありがとうございます」といってサインした。「来年もやらせてもらえる。素直にありがとうございますです」。2020年、4億円あった年俸はこの2年で3億1500万円も削られた。それでも現役でプレーできる喜びに勝るものはないとチーム最年長者は思う。

年齢やこれまでの実績から、希望すればキャンプでのマイペース調整は可能である。しかし、近年の低迷が糸井にそれを許さない。昨年などスタメン出場僅か15試合。打率・208。一時は戦力外通告を覚悟したと聞く。

「ゆっくりできる立場じゃない」との自覚は、連日若手と一緒にフルメニューの練習をこなすあたりにも表れている。「毎日やりたいことができている」と充実感を漂わせるのは、ここ数年苦しめられた両ヒザの状態が良いからだろう。阪神移籍後ではキャンプ最速となる先の実戦参加には、そんな健康体をアピールする狙いもある。

矢野監督は「いまのところ外野で決まっているのは(中堅の)近本だけ」と明言するが、三塁大山、右翼佐藤輝の基本構想が固まれば、糸井は残る左翼のポジションをロハスらと競うことになる。

思えば三顧の礼で迎えられて5シーズン。相次ぐ故障で「超人」の名にふさわしい仕事をした年は一度もなかった。このまま引き下がるわけにはいかないだろう。 (スポーツライター・西本忠成)

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