〝疑惑のヒロイン〟ワリエワ、SP1位で深まる混迷 処分の確定、長期化の可能性 ドーピング問題に坂本花織は静観「言えることはない」1/3ページ

ワリエワ(写真)のドーピング問題は、3位の坂本と5位の樋口を直撃することになった=15日、首都体育館(桐原正道撮影)
ワリエワ(写真)のドーピング問題は、3位の坂本と5位の樋口を直撃することになった=15日、首都体育館(桐原正道撮影)

フィギュアスケート女子シングルのショートプログラム(SP、15日)で坂本花織(21)が3位、樋口新葉(21)が5位と好スタートを切った。一方、ドーピング違反を指摘されるも出場が認められたカミラ・ワリエワ(15)=ロシア・オリンピック委員会(ROC)=は堂々の首位発進。ワリエワが3位以内に入った場合は、大会期間中にメダル授与式を行わないことが決まっており、不透明な状況は続いている。遺恨を残す大会とならなければいいのだが…。

ワリエワのドーピング騒動が収束せずモヤモヤした雰囲気の中で始まったSPで、下馬評が高いとはいえなかった日本勢が一世一代の演技をみせた。

坂本花織
坂本花織

樋口は、1992年アルベールビルの伊藤みどり、2010年バンクーバーの浅田真央らに続き五輪では女子5人目となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功。残りのジャンプでミスが出たために、73・51点の5位と得点は伸びず、「アクセルが決まったときはうれしかったけど。いろいろ取りこぼしとかあったのが、点数が下がった原因なのですごく悔しい」と振り返ったが、持ち味を出した演技だった。

坂本は79・84点で自己ベストを更新し3位。演技構成点でも5項目のうち4項目で高い9点台を並べ、「80点近く出たのが、国際大会で初めてだったので、すごく自信になった。トリプルアクセルなしでここまで点数を上げられたのは、今後の自分にとっていい経験になった」と喜んだ。

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