令和を変える! 関西の発想力

コロナ禍、大阪の人気カレー店で余る「ライス」のフードロス対策から誕生「炊飯米ビール」 日本酒の香りが漂う初めての風味1/2ページ

CRUST JAPAN社のJosh Grengs氏(右)とともにビールを開発した安藤さん
CRUST JAPAN社のJosh Grengs氏(右)とともにビールを開発した安藤さん

なかなか収束しないコロナ禍。経済への打撃は計り知れず、特に飲食業界にとっては死活問題といっても過言ではありません。

関西には、この苦境を将来への飛躍に転じた飲食のプロがいます。人気カレー店「ジパングカリーカフェ」(大阪・中崎町本店)を営む安藤育敏さん。コロナ禍で余るカレーライスの「ライス」を活用して斬新な「炊飯米ビール」を開発しました。

精米を使ったビールは珍しくありませんが、いったん炊いた米には不純物が混じるため、ビールに活用した話は他に聞きません。本格的な発売に向けて実施したクラウドファンディングで、たちまち目標の3倍を超える支援金が集まりました。肝心の味も太鼓判つき。日本酒の香りが漂う初めての風味で、特に和食によく合います。これなら近い将来、SDGsの風潮も追い風に大ヒットするかもしれません。そこで安藤さんに、開発に至った発想力とプロセスを取材しました。

「とにかく余ったライスを何とかしたいと思いました」と安藤さんは開口一番、開発の動機はフードロス対策だと話してくれました。安藤さんの店は行列ができる人気カレー店ですが、コロナ禍の自粛ムードには勝てず客は減るばかり。しかし店舗では、1日最低30皿分のカレーを用意しなければなりません。余ったカレーは煮込み続けることで旨味が増しますが、炊飯米はそうはいきません。それで日々、大量の炊飯米が余る事態に陥ってしまいました。

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