
今季は節目となる30年目のシーズンを迎える明治安田生命サッカーJ1は18日、リーグ3連覇を目指す川崎とFC東京(等々力)のカードで幕が開く。1993年5月15日、V川崎(現東京V)―横浜Mのオープニングゲーム(旧国立)で横浜Mを指揮した本紙評論家・清水秀彦氏(67)は、本命・横浜M、対抗・神戸と予想し、川崎は苦戦とみる。その理由は…。
――今年でJリーグは30年目になります
清水「あっという間だった。振り返ってみて一番思うのは、選手のレベルがJリーグのおかげで驚くほど上がったことだね」
――さて順位予想といきたいのですが
「昨年2位の横浜Mを本命に挙げたいね。でもOBだから、というわけじゃないよ(笑)。マリノス推しの理由は、攻撃重視のサッカーを貫いていて、今年もそれを継続している点さ。それにコロナ禍も絡んでくる。選手層の厚いクラブが有利さ」
――対抗は
「今年も昨季と同じ体制を継続している神戸がいいね。監督も代えていないし、MFイニエスタも元気だし」