坂本花織、自己ベスト更新で本人も驚きの銅メダル 「4位になると思っていた…うれしい以外に言葉がでない」 フィギュア女子フリー1/2ページ

ノーミスの演技を披露した坂本(桐原正道撮影)
ノーミスの演技を披露した坂本(桐原正道撮影)

【北京17日=内藤怜央】

女子フィギュアスケートは25人による女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の坂本花織(21)がほぼノーミスの153・29点を出し、自己ベストの合計233・13点で銅メダルを獲得した。同種目の日本勢のメダルは2010年バンクーバー冬季五輪2位の浅田真央以来3大会ぶり4人目。SPで1位だったロシアオリンピック委員会(ROC)、カミラ・ワリエワ(15)は、ドーピング騒動で憔悴したように転倒が続き、合計224・09点で4位に終わった。

本人も予想外の結末だった。最終滑走のワリエワを残して3位だった坂本は、上位3選手が待機する「グリーンルーム」で「4位になると思っていた」と諦めていた。

ところがワリエワがミスを連発。「もうびっくりしかない。うれしい以外に言葉がでない。まさか個人戦でメダルをもらえるとは思わなかった」と本音を漏らした。

4回転やトリプルアクセル(3回転半)を成功させるROC勢に難度の高さでは及ばないことを自覚し、自分らしく完成度を高める戦略が好結果を生んだ。ドキュメンタリー映画の楽曲「No More Fight Left In Me」でスピード感あふれる滑り。フリップ―トーループの2連続3回転など7つ全てのジャンプを成功し、総合力の高さが評価された。平昌大会では6位に終わったくやしさを大一番で見事に晴らした。

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