メジャーの旅

ロックアウトに薬物と問題山積み米大リーグ 頭よぎる80年代の麻薬汚染、米紙「全選手の40%~50%が使用」の衝撃1/2ページ

薬物使用が発覚したハービー(AP)
薬物使用が発覚したハービー(AP)

大リーグはロックアウトでキャンプイン延期。さらに薬物使用問題という新たな火種を起こした。2019年に遠征先ホテルで急死したエンゼルスのタイラー・スカッグス投手に関する裁判で元同僚の証言だ。

当時スカッグスの同僚だった4人全員が元球団広報エリク・ケイ氏から薬物を受け取った事実を証言。そのうち、マット・ハービー投手は同投手への医療用麻薬の提供、自らのコカイン常用を供述。あの麻薬事件で揺れた時代が頭をよぎった。

1980年代、米球界では大リーガーの麻薬汚染が表面化。85年のニューヨーク・タイムズ紙は「野球とコカイン」と題する特集を組み、「全選手の40%ないし50%が麻薬を使っている」との関係者の談話を掲載。大きな衝撃を与えた。

それを発端にして一流選手たちの麻薬使用が次々と暴露された。78年ナ・リーグMVPデーブ・パーカーらの名前が挙がり、日本でもおなじみのピート・ローズにも噂が立った。また、パイレーツを中心に大規模な麻薬汚染の事実が発覚した。

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