新型コロナウイルスの「第6波」はピークアウトとも伝えられ、少しずつ明るい兆しが見え始めているのかもしれません。ただ比較的症状が軽いとされているオミクロン株が、厄介であることには変わりません。
先日、演劇関係者を取材した際に聞いた話ですが、演者やスタッフのPCR検査を行えば、必ず誰かが感染しているような状況だそうです。その感染者も無症状の場合がほとんどのようで、本人が陽性に一番驚くのだとか。もちろん陽性者が出れば、仕事がストップしてしまうため、関係者は「検査をしたところでねぇ…」と嘆きます。
幸い、イベント自体が中止になったことはないそうですが、やはりコロナ禍前までの社会生活にいち早く戻るには、ワクチン接種しかないのだと思わされました。
しかし先日、3回目の接種をした母が、39度を超える高熱を出してしまいました。2日ほど寝込んでしまい、何もできなかったといいます。
母には基礎疾患があるため、接種は正しい判断ですが、私も2回目接種時に38度を超える熱を出しただけに、またあのつらい思いをしなければならないのかと考えると、少しおっくうになってしまいます。 (松村友二)