J1のFC東京は21日、トップチームの7選手とスタッフ2人が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。
7選手のうち3選手は高熱を発症し、4選手は自覚症状がない。FC東京では11日に選手1人が陽性反応を示して以降、15日に2選手、17日に3選手、19日に2選手が感染。これでトップチームの33選手中、15選手が感染するクラスターが発生し、26日までの7日間はチーム活動を停止することを決めた。
Jリーグがリーグ戦の試合実施要項に定めるエントリー要件を満たせないと判断したため、YBCルヴァン・カップ1次リーグのFC東京―磐田(23日、味スタ)と、リーグ戦のFC東京―名古屋(26日、味スタ)の中止を決定。
FC東京は18日には開幕戦を戦ったが、対戦相手の川崎も感染が心配されるところ。
開幕したばかりの今季Jリーグでは、J2の大分も集団感染が発生し、19日の水戸戦、23日のルヴァン杯・鹿島戦(いずれも大分)が中止となっている。