昭和のことば

実際にサーフィンをしない、ファッションやギアだけのえせサーファー 陸サーファー(昭和53年)1/1ページ

何だかうわっついた時代だったのだなと改めて思う。

アメリカ発のサーフィンブームは日本にも到来した。若者たちが海に集まり自然発生的に生まれた「サーファー」は、たくましくて勇敢でかっこよくて女性にもてた。その「エッセンス」だけを拝借して、カッコをつけて女性にももてようとしたある種の「群集心理」があった。それが陸(おか)サーファーと言われた、実際にサーフィンをしない、ファッションやギアだけの、えせサーファーである。クルマの天井に見せかけのサーフボードがボルトで留められていたという都市伝説もあった。

この年の主な事件は、「三里塚・芝山成田空港反対同盟と機動隊との攻防。10人が管制塔に乱入占拠」「後楽園球場で、キャンディーズがさよならコンサート」「植村直己、世界初の犬ぞり単独行で北極点に到達」「宮城県沖地震(M7・4)発生、死者28人」「日中平和友好条約、北京人民大会堂で調印。鄧小平中国副首相ら批准書交換のため来日」「八重洲ブックセンター開店」「大平正芳内閣成立」など。

この年の映画は『サード』『キタキツネ物語』。プロ野球の西武ライオンズが誕生。サラ金被害の深刻化が問題視され、一方でチャリティー番組「24時間テレビ・愛は地球を救う」(日本テレビ系)が、この年に初めて放映された。

当時、高校生だった私も陸サーファー軍団の片隅にいた。神奈川・鎌倉や茅ケ崎のサーフショップを訪れ、格好だけのサーファーを楽しんでいた。意味があるのかないのか。若者の「熱」だけがあった。 (中丸謙一朗)

〈昭和53(1978)年の流行歌〉 「青葉城恋唄」(さとう宗幸)「UFO」(ピンク・レディー)「ガンダーラ」(ゴダイゴ)

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