第6波の大阪、コロナ死者数が東京の「3倍」に 要因は高齢者と若者の生活圏の近さか 医療資源の違いも1/1ページ

大阪・梅田をマスク姿で行き交う人たち
大阪・梅田をマスク姿で行き交う人たち

大阪府の新型コロナウイルス感染者の死者数が東京都を超える日が続いている。「第6波」による死者は人口比で大阪が東京の約3倍にも上る。死者の多くを占める高齢者の状況が影響しているとみられるが、府は危機感を抱く。

「専門家に聞いても理由が分からない。私自身も明確には言えない」。吉村洋文知事は21日、報道陣に大阪の死者が多い理由を問われ、答えた。

大阪府の吉村洋文知事
大阪府の吉村洋文知事

府が第6波の始まりとする昨年12月17日以降で比較すると、今月23日までに発表された1日の死者数の最多は大阪の63人に対し、東京は30人。

同日までの累計は東京の355人に対し、大阪は2倍近い675人に達している。今年1月時点の推計人口が東京が約1398万人、大阪が約879万人と6割程度であることを考慮すると、約3倍の死者が出ていることになる。

要因の一つとして吉村氏が挙げるのが「高齢者と若い世代の生活圏が非常に近い」という大阪の特徴だ。若者から高齢者に感染が広がっているとの見方で、厚生労働省に対策を助言する専門家組織の会合でも「家族構成における高齢者の多さ」が指摘された。会合では高齢者施設でのクラスター(感染者集団)多発を理由に挙げる声も出た。

一方、大阪市立大の城戸康年准教授(感染症学)は、医療資源が集中する東京に比べ、大阪は他の病気も含めた全体の死亡率がもともと高かったとする。大阪市の生活保護者受給者の割合(速報値)は昨年11月時点で4・83%と全国の政令市で最も高く、医療アクセスに影響しているとの見方を示す。

ただどれも決定打に欠けるのが実情で、府幹部は「さらに踏み込んだ分析が必要」と述べた。

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