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銀行・生保保有の国債に含み損…3月期末前に頭痛のタネ1/1ページ

国債の値下がりが進み、銀行や保険会社などで含み損が発生しているもようだ。銀行などにとって3月期末の決算を前に新たな頭痛のタネが出てきた格好だ。

米国の利上げ観測を背景に、世界的に市場金利が上昇傾向を強めている。金利が上昇すれば、低利回りで発行された国債の価値は低下し、値下がりすることになる。

「値下がりの典型例は金融機関の保有が多い20年物国債です。昨年11月の直近ピークから今年2月15日にかけて、5%近く値下がりしています。昨年11月時点の利回りが0.4%台前半だったので、単純計算で10年分を超える利息収入が今年2月まで約3カ月の値下がりで吹き飛んだことになります。米国債も大幅な値下がりに見舞われています」と銀行系証券の幹部は話す。

もっとも、国債の利回り上昇は新たに購入する投資家にとって高い金利収入を得られる朗報だ。「目先は国債の含み損がクローズアップされても、長い目でみれば国債運用収益のアップにつながります」。銀行株が国債含み損で売られれば買い場かも。

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