最近、トンガの噴火など大きな災害が多いですね。防災が気になる方も多いでしょう。
僕の家には井戸が2本あります。災害に備えるために掘りました。家族が困らないようにしたかったのはもちろんですが、自分たちだけが助かればいいということじゃなくて、ご近所に水を分けてあげられるだろうという思惑もあります。子どもやお年寄りなど、自分より弱い人の力になりたいですね。
そう強く思うようになったきっかけは、2011年の東日本大震災で被災地に行って支援活動をしたこと。
「赤ちゃんの粉ミルクがなくて困っている」というネットの書き込みがきっかけで、必要な物資をかき集めてトラックで出かけました。僕個人の力なんて微々たるものですが、何かせずにはいられなかった。被災地では、それはもうすごい光景を目にしましてね。それから「備えあれば憂いなし」という言葉を真剣にとらえるようになったんです。