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自民党の佐藤勉前総務会長ら4人は25日、麻生太郎副総裁が率いる麻生派(志公会)を退会した。麻生派は53人で茂木派と並ぶ第2派閥だったが、49人となり第3派閥に転落した。佐藤氏は衆院初当選同期の菅義偉前首相と親密な関係を保っている。「菅派」結成が取り沙汰される菅氏に接近し、連携する可能性があるとして動向が注目されている。
麻生派を離脱したのは他に御法川信英国対委員長代理、丹羽秀樹元文部科学副大臣、阿部俊子元外務副大臣。4人は退会理由を「一身上の都合」としたが、昨年9月の総裁選をめぐる派の対応などに不満を抱いていた。
佐藤氏は、菅氏と行動をともにする可能性について、「全く白紙の状態だ」と記者団に述べるにとどめた。