夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦

麺が「のびる・冷める」問題解決、実店舗と両輪へ 「ごちたく」(味の民芸フードサービス)1/2ページ

器の工夫でのびにくい麺を宅配(提供写真)
器の工夫でのびにくい麺を宅配(提供写真)

高齢化社会にらんだ宅配がコロナ禍で大活躍し、専門店投入

「和食麺処サガミ」や「どんどん庵」など、麺類のレストランを中心に国内外に17ブランド254店舗を展開するサガミHD。2014年にサガミグループの一員となり、うどん処・和風レストラン「味の民芸」を運営する「味の民芸フードサービス」(東京都立川市、榊原晃社長、http://www.ajino-mingei.co.jp/)の、宅配専門店「ごちたく 味の民芸」が好調だ。

宅配専門店をオープンしたのはコロナ禍中の21年だったが、自社宅配の開始は12年までさかのぼる。当時は、コロナ禍ではなく高齢化社会をにらんでのことだった

榊原晃社長(提供写真)
榊原晃社長(提供写真)

「味の民芸」は郊外の店舗が多く、車で訪れる客も多い。和食やうどんがメインということもあり、客層の多くは、中高年だ。今後は、高齢化で車に乗る人が減少、足が悪くなり遠くの店まで出かけられなくなる、一人で食事をとるのにわざわざ外出せず家でテレビでも見ながらという人が増える…。そんな人たちに、慣れ親しんだ味をお届けしたいという気持ちから始まった。

グループの中でも特に宅配の売り上げシェアが大きい「味の民芸」の成功にならい、「和食麺処サガミ」でも17年より宅配を開始。ノウハウやオペレーションは完成されていたところに、コロナ禍が訪れ、一気に宅配業は広がることとなった。

専門店としては、昨年1月、手打ちそばの体験施設だった「そば道場」が営業できなくなったところを「ごちそうを自宅へ」のコンセプトから「ごちたく」というブランド名にし、「ごちたくサガミ守山店」が愛知県で営業を開始。サガミブランドのメニューだけでなく、名古屋名物あんかけスパ「ごちスパ」、三河一色産うなぎ専門店「とくくら」といった専門ブランドも後に併設した。

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