岸田首相、また後手か ロシアへの経済制裁で欧米の共同声明に加わらず 有本香氏「理由や見通しを国民に説明すべき」2/2ページ

岸田政権は、北京冬季五輪をめぐっても、対応が遅れた。米国は昨年12月6日、中国当局による新疆ウイグル自治区などでの人権侵害を理由に「外交的ボイコット」を決断したが、岸田政権の表明は同24日だった。

外交ではないが、コロナワクチンの「3回目接種」も、先進国の接種率が続々と50%を超えるなか、日本は2月25日時点で17%程度。新たな変異株「オミクロン株」が流行した第6波で今年以降の死者は4800人を超え、デルタ株が流行した第5波を上回っている。

岸田政権の対応をどう見るか。

ジャーナリストの有本香氏は「欧米と同じタイミングで制裁を発表することが最適だが、日本のスタンスが多少異なるため、遅れたことは致し方ない。ただ、(共同声明に加わらなかった)理由や見通しを国民に説明すべきだ。岸田首相は当初から、ウクライナ問題ではっきりした態度を示していない。『聞く力』よりも、批判されても『発信する力』を持ってもらいたい」と指摘した。

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