国防最前線

ウクライナ侵攻に中国が寄り添う脅威 一方、関与に消極的な「米国世論」とロシアの「巨大戦力の誇示」は日本の大きな教訓に1/2ページ

プーチン大統領(左)と、習近平国家主席の〝蜜月〟は日本の脅威だ(AP)
プーチン大統領(左)と、習近平国家主席の〝蜜月〟は日本の脅威だ(AP)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は今月21日、親ロシア派武装組織が実効支配するウクライナ東部地域の「独立」を承認し、ロシア軍は24日、ウクライナへの全面侵攻を開始した。国連のアントニオ・グテレス事務総長も「国連憲章に違反している」と批判する暴挙である。ロシアが国際社会を向こうに回して、孤立を深めることは避けられない。

北京冬季五輪が閉幕(20日)するや否や、動きをエスカレートさせたことからも、ロシアと中国の親密さもうかがい知ることができる。その意味で、ロシア孤立とはいえ傍らには中国が寄り添うことになりそうだ。

そのことは、日本にとって脅威となる。

ロシアは今回の軍事侵攻を「自国民の保護」と位置付けるが、中国は台湾を自国の一部と強弁しており、沖縄県・尖閣諸島についても領有権を主張している。「侵攻」ではなく、あくまで「自国民保護」などの大義名分の下で、今回と同じような事態が発生し得る。

米国との関係で見れば、台湾とウクライナには違いがあるが、米国民にとってはどうだろう。

多くの米国民は、日本と台湾、中国の違いも、よく知らないだろう。

zakスペシャル

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