近年、日本では政府を批判すると〝反日〟などという人たちがいます。国を愛することと政府を批判することは別なはずなのに、実に由々しき問題です。
2019年には「新聞記者」という映画が公開され、さまざまな物議を醸しました。お隣韓国では、それより少し前の18年に自国の政治に問題提起した映画が製作されておりました。5日午後10時30分からスカパー!アジアドラマチックTVで放送される映画「国家が破産する日」です。
好景気が続くと国民の多くが信じていた1997年、韓国銀行のハン(キム・ヘス)は、通貨危機を予測します。しかし、政府の対応は遅れ、対策チームが招集された時には「国家破産」まで残された時間はたった7日間。同じ頃、危機を察知した金融コンサルタントのユン(ユ・アイン)は、一世一代の大勝負に出ます。未曽有の危機が迫る中、IMF(国際通貨基金)へ金融支援の要請を決定した政府は、厳しい支援条件を提示するIMFとの過酷な交渉へ突入していき…。