1カ月のキャンプを終えた日本ハムの〝BIGBOSS〟こと新庄剛志監督(50)へ古巣の阪神OBから心配の声が上がっている。
ど派手な車での登場、外部の大物関係者による特別指導、練習試合でのベンチ外采配…など前代未聞の言動の末、「すごく充実したキャンプだった」と振り返ったビッグボス。2日のヤクルト戦(札幌ドーム)からオープン戦が本格的にスタートするが、自らのスタイルを「今までやってきたことは変えない」と言い切った。
3月に入っても何らブレることのない新庄監督。だが、若い日の指揮官を知る阪神OBからはこんな声が…。「本当に新庄監督の考えが選手に浸透したかどうかは、これからの約1カ月にかかってくる。キャンプ期間は話題先行で、選手も実際は様子見のまま来ていると思う。今後は徐々にパフォーマンスよりイチ監督としての実務を重視していったほうがいい」と忠告。