
さあSG開幕の3月。SGボートレースクラシックがボートレース大村(長崎)でナイター開催されます。大村は年末のSGグランプリ開催場ですので注目です。その前哨戦として2つのGⅠが九州地区で開催されます。1日~6日の佐賀・唐津の全日本王者決定戦・開設68周年記念、7日~12日の福岡・若松の読売新聞社杯全日本覇者決定戦・開設69周年記念ナイター開催です。
今回はその2戦から経験豊富なレーサーをピックアップ、唐津は太田和美選手、若松は田頭実選手について書きます。「ボートレースウイークリー」に太田選手はまだ出演はありませんが田頭選手は2021年4月5日にご出演頂きました。

太田和美選手(69期生・奈良県出身)はSGグランプリ優勝をなど数多くの実績があり、SGやGⅠで活躍するスターレーサーです。養成訓練所の修了記念競走でも優勝しセンスを感じます。その好成績には同支部同期の野添貴裕さん(現解説者)、田中信一郎選手の存在も大きかったのではないでしょうか。実は大阪・住之江での3人のデビュー戦に私もあっせんされて、存在感がある3人に注目していました。
太田選手はそのデビュー節で見事に優出。私も一緒に優勝戦で間近にセンスを感じました。その後一気に開花し層の厚い大阪支部を代表し常に人気を背負うレーサーとなりました。どのコースからでもレースができ、重心の低い力強いターンの安定感が抜群でした。