新女王へ稲見萌寧「やるしかない」　今季からランク一本化、賞金シード制は廃止　国内女子ツアー開幕1/1ページ

国内女子ツアーの今季開幕戦「ダイキン・オーキッド」が３日、沖縄・琉球ＧＣで開幕。２０２０年と２１年が統合された昨季９勝を挙げて賞金女王に輝いた稲見萌寧（２２）は２日、臼井麗香（２３）らと練習ラウンド。「オフは思うような練習ができなくて不安もある。でもやるしかない。頑張っていく」と表情を引き締めた。

東京五輪では銀メダルを獲得。五輪後に腰痛に苦しんだこともあり、腰に負担のかからないスイング構築に取り組んでいるが、「（完成度は）まだ３０から４０％。まず１勝できるように。どこでも勝てればうれしい」と目標を掲げた。

これまでの賞金シード制が廃止され、国内ツアーと海外メジャーの順位をポイントに換算したメルセデスランキングに今季から１本化。稲見は最後の賞金女王。昨年の同ランク１位は古江彩佳（２１）で、稲見は２位。今年はランク女王を目指す。